#053 マイナンバーカードの保険証利用の普及に向けた「加速化プラン」とは?
100日連続ブログ更新チャレンジ - 53日目 #Challenge100
本日は、先日厚労省から発表されたマイナンバーカードの保険証利用普及促進のための政策「加速化プラン」についてご紹介いたします。
マイナンバーカードの保険証利用
2021年3月からサービス開始となる「オンライン資格確認」が始まると、マイナンバーカードを保険証の代わりとして利用することができるようになります。
導入メリットにつきましては、過去の記事をご覧ください。
このように「オンライン資格確認」を利用することによって、様々なメリットが生まれることが期待されておりますが、残念ながらまだ医療機関・薬局による顔認証付きカードリーダー(無償提供)の申込数は限定的となっているようです。
医療機関・薬局におけるオンライン資格確認システムの導入準備状況
医療機関・薬局の顔認証付きカードリーダーの導入 | |
目標 | 2021年3月までに60% |
現状 | 16.9%(11/8現在) |
最終的には、2023年3月までに概ねすべての医療機関・薬局の導入を目指すとのことですが、このままでは正直難しそうなのですね。。。
「加速化プラン」とは
そこで、厚労省は6割普及目標の早期達成を目指して、新たに「加速化プラン」を実行することになりました。
- 医療機関・薬局へのさらなる導入支援
- マイナンバーカードの保険証利用申込のさらなる促進
- 訪問看護等におけるオンライン視覚確認のあり方に関する検討
「加速化プラン」で補助額が上限まで拡大
前述のとおり、厚労省はマイナンバーカードも保険証として使えるようにする「オンライン資格確認等システム」について、2021年3月のまでに6割程度の医療機関・薬局において導入していただくことを目指しています。
コロナ禍により医療機関等の経営状況に影響が及んでいる状況下でも、できるだけ早期に、多くの医療機関・薬局で導入していただくため、「2021年3月までに顔認証付きカードリーダーの申込を行った医療機関・薬局」に限定して、構築に要した費用について一定の補助上限まで定額補助を行うことと11/18に決定されました。
補助金についてはこちらをご覧ください!
まとめ
いかがだったでしょうか。
この「加速化プラン」にのっかり、2021年3月までに顔認証付きカードリーダーを申し込めば、薬局の場合42.9万円まで補助が拡大されますので、ぜひ利用されることをお勧めいたします。
それでは、また!
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この記事を書いた人
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メディカルサーブ株式会社 代表取締役
システムコンサルタント、インストラクター、エンジニア、デザイナー、講師など、いくつもの肩書を兼任。いわゆるプレイングマネジャー。
趣味はマラソン。マラソン歴10年目にしてサブスリーを達成。フルマラソン自己ベストは2:57:40(第8回水戸黄門漫遊マラソン:2023/10/29)
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