#010 オンライン資格確認を始める方法

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オンライン資格確認を始める方法
100日連続ブログ更新チャレンジ - 10日目 #Challenge100

 

本日は、2021年(令和)3月から始まる「オンライン資格確認」の始める方法についてご紹介いたします。

「オンライン資格確認」の導入メリットについては昨日の記事をご覧ください。

オンライン資格確認のメリット
2021年(令和3年)3月より「オンライン資格確認」が始まります。 そこで本日は、薬局でオンライン資格確認を導入する9つのメリットをご紹介したいと思います。  

まずはポータルサイトに登録

オンライン資格確認に参加するかどうかまだ決めていない薬局様も、まずはポータルサイトへの登録をオススメいたします。

最新の情報をお届けできるほか、今後の必要な手続きはすべてこのポータルサイトで行うことになります。

https://www.iryohokenjyoho-portalsite.jp/

申請と導入準備の流れ

顔認証付きカードリーダーが1台無償提供されます

薬局様に無償で提供される顔認証付きカードリーダーは以下の3機種の中から選ぶことができます。

医療機関等向けポータルサイトで、導入したい機種を選んでお申し込みください。

顔認証付きカードリーダーの申込や各種申請と共に、必要機器の導入やシステム・ネットワークの改修が必要です。各ベンダにお問い合わせください。

ご注意

※顔認証付きカードリーダーは受注生産のため、お届けまでに4〜6ヶ月かかります。

今申し込みいただければ、オンライン資格確認の開始(来年3月)までに間に合いますが、今後の申し込み状況によっては、来年3月までにお届けすることが難しくなる可能性があります。来年3月の開始までに導入を希望される医療機関等におかれましては、お早めのお申し込みをご検討ください。

また、カードリーダーの機種は必ずベンダ(システム導入事業者)にご相談のうえ、選定ください。

出典:オンライン資格確認・医療情報化支援基金関係 医療機関等向けポータルサイト

薬局への補助について (11/18更新)

顔認証付きカードリーダーは、1台無償提供されます。

また、導入にかかるそれ以外の費用(①マイナンバーカードの読取・資格確認等のソフトウェア・機器の導入、②ネットワーク環境の整備、③レセプトコンピュータ等既存システムの改修等)は、以下の上限額と割合で補助されます。

【11/18 追記】「加速化プラン」が発表され、2021(令和3)年3月末までに顔認証付きカードリーダの申し込みを行った医療機関・薬局に限定して、構築に要した費用について一定の補助上限まで定額補助を行うこととする(薬局:42.9万円)、と補助内容が変更になりました。

大型チェーン薬局
(グループで処方箋の受付が月4万回以上の薬局)
大型チェーン薬局以外の薬局
顔認証付きカードリーダー1台無償提供1台無償提供
その他の費用の補助基準とする事業額の42.9万円を上限に、その2分の1を実費補助基準とする事業額42.9万円を上限に、その4分の3を実費補助
出典:オンライン資格確認導入の手引き(医療機関・薬局の方々へ)┃ 厚生労働省 
「加速化プラン」を踏まえた追加的な財政補助について

補助の対象となる事業

  • オンライン資格確認の導入に必要となる資格確認端末の購入・導入
  • レセプトコンピュータ、電子カルテシステム等のアプリケーションに組み込むパッケージソフトの購入・導入
  • オンライン資格確認に必要となるオンライン請求回線の導入、既存のオンライン請求回線の増強
  • オンライン資格確認の導入に必要となるレセプトコンピュータ、電子カルテシステム等の既存システムの改修等

※電子カルテシステム等の改修は、資格確認だけでなく、薬剤情報及び特定健診情報の閲覧のための改修を含みます。

オンライン資格確認のシステムを接続できる回線一覧

スケジュール

オンライン資格確認に参加いただくには、「支払基金への申請手続き」と「システムベンダ等との相談・改修」の2つの作業が必要です。

「システムベンダ等の相談・改修」については、まずは普段お付き合いのあるベンダの方等に相談いただき、見積りを取っていただくようお願いします。

出典:オンライン資格確認導入の手引き(医療機関・薬局の方々へ)┃ 厚生労働省 https://www.mhlw.go.jp/content/10200000/000663427.pdf

今後拡大予定の機能

オンライン資格確認は今後のデータヘルスの基盤になります

  • 現在全国の医療機関・薬局で確認できる情報は、薬剤情報・特定健診情報のみですが、対象となる情報を拡大します。(令和4年夏を目処)
  • オンライン資格確認等システムを基盤とし、電子処方箋の仕組みを構築(令和4年夏を目処)
  • 閲覧・活用できる健診等を拡大(令和4年度早期)
  • 現在対象になっていない生活保護受給者の医療券も対象へ(令和5年度中)
  • モバイル端末でのオンライン資格確認も検討(令和2年度研究事業)

まとめ

いかがだったでしょうか?

今なら顔認証付きカードリーダーの無償提供と補助金が交付されますし、今後はこのマイナンバーカードを利用したオンライン資格確認のシステムをベースに様々な仕組みが作られることを考慮いたしますと、導入しない理由はないと思います。

ぜひ、早めのご導入をお勧めいたします!

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この記事を書いた人

Hiroshi.K
Hiroshi.K
メディカルサーブ株式会社 代表取締役

システムコンサルタント、インストラクター、エンジニア、デザイナー、講師など、いくつもの肩書を兼任。いわゆるプレイングマネジャー。
趣味はマラソン。マラソン歴10年目にしてサブスリーを達成。フルマラソン自己ベストは2:57:40(第8回水戸黄門漫遊マラソン:2023/10/29)
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