東京マラソン2017、完走しました!

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先日の日曜日(2017年2月26日)、東京マラソンに参加してきました!

 

10倍以上とも言われる競争率の中、初めての当選通知を受けたのは昨年9月中旬でした。毎年フルマラソンは2大会に出場していて、11月のつくばマラソンともう一つはどこに出ようか考えていたところに入ってきた朗報でした。東京マラソンと言えば、市民ランナーなら誰しも一度は走ってみたいレースの一つです。ここでサブスリー(3時間切り)が達成できたら最高だろうなあと密かに目論んでました。

───が、結果は3時間22分29秒。つくばで記録した3時間7分より15分以上遅いタイムでした。ナントここ2~3年でワーストのタイムとなってしまいました。。。

 

受付 ~ 東京マラソンEXPO 2017

東京マラソンは事前受付制なので、金曜日の仕事が終わったあとに受付場所である東京ビッグサイトに行くことにしました。

電車が遅れたせいで、駅に到着したのはナント受付終了(20:30)の4分前。スーツに革靴という格好でビッグサイトまでの約1kmを猛ダッシュ!何とかギリギリ間に合いました!

息を切らしながらスタッフに受付カードを差し出し、言われるがままに受付へ。

と、その瞬間、会場にいた何百人もの受付ボランティアの方々から一斉に拍手と歓声がわき上がりました!

何が起こったのだろうとキョトンとしていると、目の前のレッドカーペットの先にたくさんの受付があり、みなさん一斉にこちらを見て拍手をしています。

なんと、受付のみなさんは私を歓迎していたのでした!

何百人もの人から一斉に歓迎されることなんて、なかなか経験できるものではありませんよね。とても気持ちいい瞬間でした!

その後、大勢の方とハイタッチしながらTシャツ受取場所へ。なんだか大げさだなと思いながらも、でもこれが東京マラソンなんだなーとあらためて思いました。受付のボランティアスタッフのみなさん、ありがとうございました!

 

東京マラソン2017 当日 ~ レースレポート

 

この日は事前の予報どおりのいいお天気。5時に起床したにも関わらず、準備がバタバタしてしまい、会場入りは7時半過ぎ。

36,000人が参加するとあって、想像していた以上のものすごい混雑っぷり。やろうと思っていたことが何もできなかった。いつもならお餅を食べながら着替えたり準備をするのですが、ほとんどお餅も食べられず。口にしたのはアミノバイタルとウィダーインゼリーのみ。結局、トイレにも行けず、荷物を預けるのが精一杯。もう、このままスタートするしかないと開き直り、スタート地点へ。

不安を抱きながらBブロックで待っていると、DJ TAROの司会で開会式が始まりました。マーティー・フリードマンの演奏などもあり、小池百合子都知事の号砲でスタート!

それにしてもすごい人数です。でも道幅がすごく広いので、それほど混雑感は感じません。意外と自分のペースで走れる感じ。GPSウォッチが1kmの経過を知らせる。だいたい4分30秒くらいかなと見ると、え?3分54秒???でも周りのペースにつられたとしてもそこまでスピードは出てないはず。そう思っていると「1km」表示がはるか前方に見えてきました。どうやらGPSが狂って300mくらい誤差がでてしまったようです。これもたくさんの電波が飛んでいる弊害なのかな?

2km地点でのラップは4分32秒。あまり体調はよくない感じでしたが、少しずつペースを上げていきます。10kmくらいまでは4分10秒台から4分20秒くらいで安定。始めのペースを抑えた分、まだ疲労感はありません。それにしても沿道の応援がすごい!切れ目なくずーっと応援が続いています。これが「東京がひとつになる日。」なんだなとあらためて感じました。

なんて感慨にふけっていたところ、浅草あたりで反対側のコースにトップ集団のケニアの選手が折り返してきました!すごい!生でトップ選手を見れるなんて思ってもみませんでした!長い足で跳ぶように進んでいきます。これが世界の走りか、と何人かの海外選手の走りに見とれていると日本人の選手も来ました。設楽選手です。いつもテレビで見ている選手たちと一緒に走っているのが不思議な感じでした。そんな選手たちの走りを見ていたら、自然と4分05秒くらいまでラップが上がってしまっていました。ちょっとオーバーペースすぎるので抑えていたところ、今度は猫ひろしさん発見!まさに「気持ちで走る」という表現がピッタリの走り。負けん気の強い表情で力強い走りをみせていました。

ハーフ地点では1時間32分。このペースなら3時間10分は切れるかな?なんて気が緩んでしまったら、突然きてしまいました!!足がピタッと動かなくなってしまったのです。。。急いでエネルギージェルを摂ります。しかしペースは上がらず、下がる一方。ラップは4分30秒台まで落ちてきました。給水所でエネルギーになるものを摂ろうと思いましたが、なぜかバナナやパンには手が伸びず。試しにトマトを食べてみましたが、やはり回復しません。

25kmでは4分50秒台までペースが落ちてきました。だんだんと心が折れていきます。30km付近ではとうとう5分台まで落ちました。動かない足を叩きながら一歩一歩前に進みますが、どんどん抜かされていきます。もうここまでくると、モチベーションが保てなくなります。まだ銀座あたり。ここから品川まで行くのか、、、と思うと気が遠くなってきます。

なぜだろう?スタート前にお餅を食べられなかったからエネルギー不足なのか?そもそも最近走り込めてなかったからか?事前の30km走ができなかったから筋持久力が低下しているからか?などと、いろいろと頭を巡らせます。でも、今さら悔やんでもしょうがありません。とりあえず足が動かなくても、キツくても、沿道の応援がある限り走り続けようと自分に言い聞かせました。

やっと品川の折り返しに来ました。今のペースが5分20秒台。いくら調子悪いからといっても3時間半は切らないとカッコ悪い。頭のなかで計算してみると今のペースでいけば3時間25分くらいか。あとたった5~6kmだ。そう考えたら少し気が楽になりました。やっと足が動くようになってきました。そして、ついに4分台までペースが回復。

第一京浜から日比谷通りに入りました。あとは皇居まで北上するだけです。芝公園を過ぎて増上寺を横目に見て、新橋、日比谷と通り抜けていく。あと3km。あと2km。丸の内に入り、一方通行の道へと曲がる。あとは東京駅まで行くだけだ。あと1km。ペースは4分50秒台のまま。もう足がつりそう。沿道のみなさんの応援を受けて、ひたすら前へ進む。最後のこの直線が長く感じる。あと500m。やっと丸ビルだ。東京駅を右手に見ながら左折する。和田倉門のゴールゲートが見えてくる。そして、ついに、ゴーーーーール!!!!!

 

レースを終えて

いやー、今回もキツいレースになってしまいました。やはり、日々の練習と準備をしっかりするということが、何事においても大事だとあらためて痛感いたしました。

それにしても、この東京マラソンの大会規模には驚かされっぱなしでした。他の大会とは一線を画する別物と考えたほうがよさそうですね。

36,000人のランナーの数もさることながら、ボランティアスタッフは総勢13,369人!本当に皆さんありがとうございました!大会運営もすばらしかったです。また、沿道で応援いただいた沢山の方々にも感謝の気持ちでいっぱいです。もっとレベルアップして、またいつかこの東京に帰ってきたいと思います。

この記事を書いた人

Hiroshi.K
Hiroshi.K
メディカルサーブ株式会社 代表取締役

システムコンサルタント、インストラクター、エンジニア、デザイナー、講師など、いくつもの肩書を兼任。いわゆるプレイングマネジャー。
趣味はマラソン。マラソン歴10年目にしてサブスリーを達成。フルマラソン自己ベストは2:57:40(第8回水戸黄門漫遊マラソン:2023/10/29)
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